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浦和のMF大久保がチームを完勝に導く今季初得点「(中島)翔哉くんとは東京V出身で感じるものがある」

[ 2024年4月7日 18:23 ]

明治安田J1リーグ   浦和3―0鳥栖 ( 2024年4月7日    埼スタ )

<浦和・鳥栖>後半、ゴールを決め、歓喜の浦和・大久保(手前)(撮影・木村 揚輔)  
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 明治安田J1リーグは7日、各地で9試合が行われ、浦和はホームで降格圏に沈む鳥栖に3―0で勝利した。

 2―0の後半38分、今季ここまで負傷で出遅れていたMF大久保智明がトドメの一撃を突き刺した。右サイドから中央のMF中島翔哉にパス。そのままフリーランでペナルティーエリア内に進入し、絶妙なタイミングでパスを受けて左足を振り切った。

 「ウイングが違いを見せなければいけないと話をされていた。(中島)翔哉くんに(ボールを当てて、潜っていってという良い形でゴールを取れたと思う。翔哉くんとはお互いに東京V出身で、感じるものがある」

 大久保は昨年12月のクラブW杯で左中足骨を骨折。マティアス・ヘグモ監督が就任し、新体制がスタートする中で、リハビリに励むもどかしい日々を過ごした。

 「監督が代わって、アタッカー陣がゴールを決めている中で自分も点を取れたのは良かった。怪我で出遅れていて、結果で監督から信頼を得ていくしかない。去年よりも早めに得点できそうな感覚はプレーしてあった」

 まだコンディションは上がりきっていない。この日もドリブルでの仕掛けを止められるシーンもあり、「疲労感もすごくある」という。ただ、それでもゴールを取れたのは本人にとっても、チームにとっても大きい。25歳のドリブラーの逆襲はここから始まる。

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