×

王者に試練…神戸はFW大迫勇也が負傷、GK前川黛也が一発退場で横浜に競り負ける

[ 2024年4月7日 17:38 ]

明治安田J1リーグ 第7節   神戸1―2横浜 ( 2024年4月7日    ノエビアスタジアム )

<神戸・横浜>後半18分、相手選手と接触し、顔をしかめる大迫(撮影・長嶋 久樹)
Photo By スポニチ

 王者・神戸が痛恨の黒星を喫した。1―2で競り負け、対横浜はホーム12試合勝ち星なし。それ以上に痛かったのが、代えの利かない攻守の要を同時に失ったことだ。

 1点ビハインドの後半18分、FW大迫勇也(33)が競り合いの際に右足首付近を痛めた。自力で立って歩いたものの、スタッフがすぐさま「×」印を出して交代した。

 さらに同30分には背後のスペースをケアしようと飛び出した日本代表GK前川黛也(29)がMFヤン・マテウスを倒してしまい、一発退場となった。数的不利で押し込まれる展開の中、同38分に決勝点を許した。

 昨季全試合フル出場の前川は次戦の町田戦は出場停止。吉田監督は「ハッキリしたことは言えないけど、本人(大迫)とも話した感覚だと、そこまで大きくはないんじゃないか」と説明したものの、大迫も当面離脱の可能性がある。

 MFパトリッキとMF井出遙也が復帰したのは明るい材料だが、前節・鳥栖戦ではMF広瀬陸斗とMF飯野七聖が負傷した。そして次戦は攻守の要が不在となる濃厚。王者に今季最初の試練が訪れた。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2024年4月7日のニュース