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FC東京 U―23日本代表MF松木玖生が2アシストの活躍 無敗の“新国立”で今季初の連勝

[ 2024年4月7日 19:01 ]

明治安田J1リーグ第7節   FC東京2―0鹿島 ( 2024年4月7日    国立 )

<FC東京・鹿島>後半、仲川のゴールをアシストするFC東京・松木(撮影・西海健太郎)
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 FC東京は7日、国立競技場で鹿島を2―0で下し、今季初の連勝を飾った。

 殊勲の決勝弾を決めたのはFW仲川輝人(31)。後半10分、決まった瞬間、両手を広げて喜びを爆発させたMF松木玖生(20)の正確な左クロスに頭で合わせた。仲川にとっては23年5月以来となる待望の今季初ゴール。試合終了間際には、松木のアシストから途中出場のMF原川力(30)がダメ押しの一撃を決めた。チームは21年1月にルヴァン杯優勝を飾った試合から5勝1分けと無敗だった“新国立”で、またしても強さを発揮した。順位も6位まで浮上した。

 同じ国立で行われた3日の浦和戦では若い力が爆発。MF荒木遼太朗(22)の今季5点目となる一発で同点に追いつくと、MF松木が今季初ゴールとなる決勝弾。15日にカタールで開幕するU―23アジア杯に臨むU―23日本代表に選出されたコンビの活躍で見事な逆転勝ちを収めた。松木は「これで波に乗れる」と語っていたが、まさにその言葉通りの試合となった。

 この日は鹿島から期限付きで加入している荒木が、契約の関係で欠場。ピーター・クラモススキー監督(45)はこの日も荒木が務めていた最前線にFW仲川輝人(31)を入れる“ゼロトップ”布陣で臨んだ。その采配もズバリと的中した形となった。

 次戦は13日に東京Vと対戦する。J1では08年以来、約16年ぶりとなる“東京ダービー”。宿敵相手に22年3月以来、約2年ぶりの3連勝を目指す。

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