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神戸FW宮代「落ちることなくプレーできた」“大迫頼み”脱却への第一歩になる得点か

[ 2024年4月7日 18:50 ]

明治安田J1リーグ 第7節   神戸1―2横浜 ( 2024年4月7日    ノエビアスタジアム )

<神戸・横浜>後半21分、大迫交代からわずか1分後、宮代が頭で同点ゴール(撮影・長嶋 久樹)
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 FW大迫勇也の負傷交代と日本代表GK前川黛也の一発退場などで横浜に競り負けた神戸だが、チームとしての“成長”も示した。

 1点ビハインドの後半21分、DF初瀬亮のクロスをFW宮代大聖が一時は振り出しに戻す同点ヘッドを叩き込んだ。「失点しても(精神的に)落ちることはなくプレーできた」(宮代)と胸を張ったが、昨季チーム総得点「60」のうち大迫不在の中で奪った得点数は「3」。どれもリードを拡げる得点だった。大迫不在時に停滞する試合が多かった昨季とは違い、この日は数的不利になった終盤も怒とうの攻撃を展開した。

 ホームでの横浜戦は4連敗。それでも近年はターニングポイントになってきた。一昨年は目の前で優勝を見せつけられ、タイトルへの渇望をもたらした。昨年はハイプレスとクロス戦術への自信を深めた。そして今年は“大迫頼み”脱却への一歩になるかもしれない。

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