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新潟・高木 白星締め必ず 3日最終節のC大阪戦

[ 2023年12月3日 04:31 ]

11試合ぶりのゴールに燃える高木
Photo By スポニチ

 J1新潟はきょう3日、ホームで今季最終戦となるC大阪戦を行う。2試合連続先発出場が濃厚なMF高木善朗(30)は、チームを3試合ぶりの勝利に導くとともに、6年ぶりのJ1の舞台を戦い抜いた今季を白星で締めくくることを誓う。サポーターの前で、これまで積み上げてきたサッカーの集大成を披露する構えだ。

 今季最後の試合前トレーニング。高木はリラックスした表情で最終調整を行った。「(ケガで)いないメンバーもいて全員が参加することはできなかったが、いつも通りのいい練習はできた」と最終戦に向けての準備は万全だ。

 チームは6年ぶりにJ1の舞台で戦ったが、自身はここまで17試合に出場。昨季に負傷した右膝も完治したが「てこずったシーズンだった」と振り返る。「ケガ(のリハビリ)から始まったシーズンは自分の中で初めてだったし、ケガを治すことや、プレーを戻すことをやり、治ったと思ったらまた(違うところを)ケガしたり…。最後はいい状態で終わらせたい」。ようやくコンディションが戻ってきた中で、ゴールやアシストという結果を示して納得のいく形で今季を終えるつもりだ。

 11月下旬に、一緒にプレーしてきたGK瀬口、DF田上、FWネスカウの退団が発表された。「このメンバーでやるのはこれが最後だし、特にJ2からJ1に上がったメンバーは自分がケガしている間も支えてくれた。送り出す選手のためにも全力でやりたい。彼らがいたからJ1に上がることができたし、アルビのために戦ってくれた仲間なので、アルビにいて良かったと思えるサッカーをしたい」とこれまで積み上げてきたサッカーの集大成を見せる覚悟だ。

 今季は8月12日の湘南戦で2ゴールを上げて以来、ゴールから遠ざかっている。「個人的には直線的にゴールに向かっていきたい」と積極的にゴール前に進入するつもりだ。ボールをつなぎながら攻め込む新潟のスタイルを「自分に合ったスタイル」と話す。「みんなの信念、執念を信じて向かっていくことができたシーズン。来季それをさらに進化させるためにも勝利で終わりたい」と白星で今季を締めくくる。

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2023年12月3日のニュース