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浦和のスコルジャ監督が国内ラストマッチで有終の美 敵地で札幌を2―0で撃破

[ 2023年12月3日 18:07 ]

場内を1周するスコルジャ監督(撮影・篠原岳夫)
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 今季限りでの退任を発表した浦和のマチェイ・スコルジャ監督が、国内ラストマッチを勝利で飾った。3日に敵地で札幌と対戦し、2―0で撃破。「相手はコンディションが良く、フィジカル的にも強かった。非常にタフな試合だった」と振り返った。

 勝てば3位の可能性もあるリーグ最終戦で、相手に圧力に飲まれることなく勝ちきった。0―0の後半13分、DFアレクサンダー・ショルツがPKを冷静に決めて先制。同27分にはロングボールにFWホセ・カンテが競り、こぼれ球を拾ったMF中島翔哉が相手DFの股を抜く技ありシュートで追加点をあげた。

 指揮官は「今日の試合では美しいプレーではなく効果的なプレーが必要だと認識していた」と走力や球際の強さなどサッカーの根幹を選手たちに求めていたと明かすとともに「このようなタフな試合でも諦めないで戦う姿勢を見せてくれた」とピッチで躍動したイレブンを称えた。

 ただ、3位の広島が福岡に勝利したため順位の変動はなし。4位でシーズンを終えたため、来季から新設されるACL2の出場権を逃す結果となり、スコルジャ監督は「最終的なリーグの順位には満足していない」と悔しそうな表情をみせた。

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