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J3長野が高木理己監督の来季続投を発表 今季途中就任、2季目へ「長野らしく、走り勝つ」

[ 2023年12月3日 10:43 ]

来季も指揮を執ることが発表された高木監督(左)
Photo By スポニチ

 J3長野パルセイロは3日、高木理己監督(45)との契約を更新し、来季も引き続き指揮を執ると発表した。今季途中に就任しており、来季が2季目となる。

 高木監督は成績不振により今季途中で解任されたシュタルフ悠紀前監督(39)の後を受け、8月29日に就任。指揮を執った試合は5勝6分け3敗で、就任時に15位だったチームをJ2昇格へ導けず14位に終わったものの、10月29日の沼津戦からは6戦無敗でシーズンをフィニッシュ。ゴールを狙う意図を明確にしたプレーを選手に訴え、最後の6試合で計14得点をマークさせたほか、相手の対策に応じて守備をハイプレスからミドルプレスに切り替えるなどの修正力をクラブ幹部は評価していた。

 高木監督は今季最終戦となった2日の宮崎戦後、他クラブと比べて厳しい状況からJ2を目指すチームは「獣も上らないような道を上らないといけない」と表現。それでも沼津戦や鳥取戦での戦い方は「長野にしかできないもの」と評価した上で「我々が進んでいる道は100%正しい。根幹となるものを選手が表現してくれたと言い切れる」と手応えを口にしていた。

 ▼高木監督コメント

 「AC長野パルセイロに関わる全ての皆様、おはようございます。

 8月29日から握らせていただいた軍配を、来季も引き継がせていただく事となりました。

 いかなる時であっても、沢山の熱量を注ぎ込んでくださる皆様に深く感謝すると共に、その熱量を勝点に繋げていく事ができなかった事実を悔しさと共に受け止めております。

 来季我々を待ち構えているのは、一瞬の隙や甘えが仇となるJ3史上最も厳しい1年です。

 しかし、我々にはそれを乗り越えていける力が有ると信じています。

 長野は長野らしく、走り勝つ。

 皆様から注ぎ込まれる熱量を動力に変え、走り抜きます。

 そして、来季こそ、その熱量に相応しい勝点を掴み獲る覚悟です。

 宜しくお願い致します。
 

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