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【スポニチ記者4年後へ提言】川島の次を狙えるGK選定が急務

[ 2018年7月4日 13:30 ]

<日本・ベルギー>試合後、サポーターの声援に応える川島(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 ロシアでの激闘を終えた日本代表は、すぐに4年後への戦いを始める。スポニチ特派員として現地で取材を続けた5人の記者が22年カタール大会に向け、緊急提言した。

 4年後のカタール大会を見据えると大幅な世代交代が必要だと考える。今回、日本代表メンバー23人の平均年齢は28・3歳でW杯では過去最高。大会直前の監督交代など逆境をはねのけてのベスト16入りにおっさんの底力を感じたが、下からの突き上げが少なかったのも事実だと思う。

 今大会はU―19日本代表がA代表のトレーニングパートナーとして同行した。世代別代表がW杯に同行するのは初の試みだったが、ベースキャンプ地でA代表のサブ組と練習試合を行ったほか、1次リーグのコロンビア、セネガル戦を現地で観戦し大きな刺激を受けていた。A代表と世代別代表が採用する戦術は異なるが、肌で感じることで“出世”した際にイメージを持ちやすくなるはず。こういった取り組みは続けてほしい。

 ポジション別では川島の次を担えるGKの選定が急務だろう。GKは経験がものをいうポジションだけに、新体制発足後は新戦力の積極的起用を期待したい。(井上 侑香)

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2018年7月4日のニュース