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香川、4年後「分からない」96%のパス成功率 大舞台で輝く

[ 2018年7月4日 05:30 ]

W杯決勝トーナメント1回戦   日本2―3ベルギー ( 2018年7月2日    ロストフナドヌー )

前半、ボールをキープする香川(左)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 試合後は仰向けに倒れ込んだが、取材エリアではすがすがしい表情だった。香川は22年W杯カタール大会への抱負を問われると「次は分からない。しっかり考えて、自分のサッカー人生は続きますけど」と今後の代表活動についての明言を避けた。背番号10を背負って、8年。「背負わせてもらえる誇りしか感じていなかった。4年前は何もできなかったけど僕を信じてつけさせてくれた」と感謝した。

 後半7分に乾の得点をアシスト。走行距離は両チームトップの1万2047メートル、パス成功率は96・18%を記録した。そして今大会通じては3試合出場で1得点1アシスト。大舞台で弱いと揶揄(やゆ)された中、やっと存在感を発揮した。本田とともに一時代を築き上げた10番も見納めになるのか香川の決断に注目が集まる。

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2018年7月4日のニュース