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日本の決勝T1回戦相手はベルギー ルカク、E・アザールら驚異の攻撃陣に堅守

[ 2018年6月29日 04:50 ]

円陣を組みイレブンに気合を入れるベルギー代表FWルカク(右)
Photo By ゲッティ イメージズ

 W杯1次リーグG組はともに決勝トーナメント進出を決めているイングランドとベルギーが対戦。ベルギーが1―0で勝って1位となり、決勝トーナメント1回戦で日本と対戦(日本時間7月2日深夜3時開始)することになった。

 日本と対戦するベルギーは2連勝で1次リーグG組を楽々と突破。W杯欧州予選では9勝1分け0敗、43得点6失点という圧倒的な数字で勝ち抜いた。W杯優勝経験こそないものの、欧州トップクラブでプレーする主力がズラリとそろったメンバー構成は圧巻。過去最高成績の86年メキシコ大会(4位)を超える可能性を秘めている。

 中心選手のE・アザール(チェルシー)は今大会キレキレで、スピードに乗ったドリブル突破を止めるのは困難。FWルカク(マンチェスターU)は2戦連続2得点と大会得点王も視界に捉える活躍。1メートル90、94キロという巨体から“ビースト”と恐れられるプレミアリーグ屈指のストライカーだ。

 世界最高レベルの守護神の一人でもあるGKクルトワ(チェルシー)からゴールを奪うのも至難。ハイボールの処理に絶対の自信を持ち、長い手足を生かしたセーブは驚異だ。ただ、最終ラインにはDFコンパニー(マンチェスターC)やDFフェルマーレン(バルセロナ)などコンディションに不安を抱えるメンバーもおり、万全とはいえない状況であるところが狙い目か。

 昨年11月の親善試合では0―1で敗れており、ハリル体制から“生まれ変わった”上昇ムードの西野ジャパンならリベンジに期待がかかる。

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2018年6月29日のニュース