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清水 大前&テセ4戦連続アベック弾 2トップで計40得点 松本にプレッシャー

[ 2016年10月29日 19:21 ]

明治安田生命J2第38節第1日 ( 2016年10月29日    正田スタ )

 1年でのJ1復帰を目指す清水が敵地で群馬に大勝。4試合連続無失点の5連勝で暫定2位に浮上した。

 前半3分にFW大前元紀(26)の4試合連続ゴールとなる右足ボレー弾で先制すると、FW鄭大世(チョン・テセ、32)が前半11分と後半24分に連続ゴール。

 2トップのアベックゴールを4試合連続に伸ばすとともに、4戦連続6ゴールの荒稼ぎでリーグ単独トップの23得点とした鄭は5月の前回対戦時に8―0で清水が大勝していることもあって「相手は歯を研ぎ澄まして僕らに噛みついてやろうという意気込みでくると思ったので、早い時間で先制取れて良かった。それで相手も少し苦手意識が出てきょうみたいな結果になったと思う」と大前の先制弾を振り返り、「僕自身のゴールもうれしいが、何よりも無失点に抑えてくれたことと、ゴールの流れをつくってくれたチームメートに感謝したい」と“主役”を譲った。

 同35分には、途中出場していたFW北川航也(20)も4試合ぶりとなる今季9点目を決めた。リーグトップの鄭が23得点、同2位タイの大前が17得点、そしてチーム3位の北川が9得点と攻撃陣が得点を量産する一方で、守備陣も4試合連続無失点と好調だ。この5連勝中は計13得点で1失点。小林監督は「正直ここまで入るとは思わなかった」と目を丸くしたが、勝ち点72で並んだ前節2位の松本に大きなプレッシャーとなったのは間違いない。

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2016年10月29日のニュース