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新潟、9人で3失点完敗…年間15位キープも最終節はWシルバら得点源不在

[ 2016年10月29日 18:07 ]

明治安田生命J1第2S第16節 ( 2016年10月29日    吹田S )

<G大阪・新潟>後半終了間際、レオ・シルバ(8)も退場になり、抗議する新潟イレブン
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 一時は1―1と同点に追いついた新潟だったが、後半6分のFWラファエル・シルバの退場で流れを失い、9分後にPKによる勝ち越し点を献上。終了間際にはMFレオ・シルバも一発退場となって9人での戦いを強いられ、直後にダメ押し点を許して1―3で完敗した。

 J1残留争いのライバル・名古屋も敗れたため、新潟の年間順位は15位のまま。しかし勝ち点は降格圏16位の名古屋と同じ30で、得失点差は-18の名古屋に対し新潟は-15。残留へ向けて厳しい状況が続く。

 しかも11月3日の最終節・ホームの広島戦では、この日退場となったラファエル・シルバ、レオ・シルバに加えてDF舞行龍ジェームズも累積警告で出場停止。さらに広島から期限付き移籍のMF野津田は移籍元との試合のため出場できず、主力4選手を欠くことになる。

 新潟が第2ステージで挙げた14得点のうち、実に13得点が最終節不在の4選手によるもの。得点源不在の戦いを強いられることになった片渕監督は「非常に残念な結果になったが、僕らが今持っているパワーは出せたと思う」と試合を振り返りながらも、「最後まで11人で戦いたかった」と厳しい表情。残り1試合へ向けて「どの選手も出られる準備はしている。誰が抜けてもその穴埋めというか、みんなが競争してピッチに立ってくれるのでそこは心配していない。新潟らしいサッカーを見せたい」と話した。

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2016年10月29日のニュース