×

名古屋 残留ピンチ、神戸に完敗 最終節勝っても降格の可能性

[ 2016年10月29日 16:52 ]

明治安田生命J1第2S第16節 ( 2016年10月29日    ノエスタ )

 明治安田生命J1リーグの9試合が各地で行われ、名古屋はアウェーで神戸と対戦し、0―3で敗れた。前半15分に神戸の鋭い崩しで先制点を奪われると、同37分には2点目を献上。後半24分にはダメ押しとなる3点目を決められ、完敗を喫した。4試合ぶりの黒星で、J2降格圏の16位からの浮上はならず。15位新潟とは同じ勝ち点数ながら、得失点差で下回っており、最終節は勝っても降格する可能性がある。

 小倉新監督でスタートを切った今季は5月頃から低迷。8月途中に監督交代に踏み切り、さらには元日本代表DF田中マルクス闘莉王も復帰させた。その後、チームの状態は上向き、第14節で福岡に5―0と大勝して降格圏を脱出。だが、中断明けの磐田戦に引き分け、再び16位に転落していた。

 1993年のJリーグ元年から参戦している10クラブ、いわゆる「オリジナル10」の中で、J2に降格したことがないのは名古屋、鹿島、横浜の3クラブだけ。不動の右サイドバックである元日本代表DF矢野の負傷交代もあり、名門が窮地に立たされた。

続きを表示

2016年10月29日のニュース