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元日本代表DF市川大祐が現役引退…史上最年少A代表デビュー、日韓W杯出場

[ 2016年10月29日 12:48 ]

2016年5月22日、JFLのホンダFC戦でシュートを放つヴァンラーレ八戸のDF市川
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 JFLのヴァンラーレ八戸は29日、元日本代表DF市川大祐(36)が現役引退することを発表した。引退セレモニーなどについては「詳細が決まり次第ご報告いたします」としている。

 市川は1998年4月1日の親善試合・韓国戦で、史上最年少の「17歳322日」で日本代表デビューを果たした。同年のW杯フランス大会では当時の岡田武史監督(60)の判断でFW三浦知良(49)、MF北沢豪(48)とともに直前に代表から漏れたが、2002年日韓大会ではベスト16進出に貢献。1次リーグ・チュニジア戦に途中出場し、MF中田英寿(39)の追加点をアシストした。

 クラブでは清水で13シーズンに渡ってプレーし、その後J1甲府、J2水戸、JFL、J3の藤枝、四国リーグのFC今治に所属。今季からヴァンラーレ八戸に加入した。通算出場はJ1リーグ戦347試合12得点、J2は32試合1得点、J3は6試合0得点、JFLは26試合2得点。

 市川はクラブを通じて「今シーズン、ヴァンラーレ八戸でプレーしてきましたが、このたび、引退することになりました。チームとしては残り3試合ありますので、全力でプレーしたいと思います。サポーターの皆様、八戸の皆様、残りの試合も応援よろしくお願いします」とコメントした。

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