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岡崎 長友“アモーレ”クロスで決める!通算50点目に意欲

[ 2016年6月7日 05:30 ]

<キリン杯・日本代表練習>ものすごい形相で吠える岡崎

キリン杯決勝 日本―ボスニア・ヘルツェゴビナ

(6月7日 吹田ス)
 7日にボスニア・ヘルツェゴビナとキリン杯決勝を戦う日本代表は6日、大阪市内で前日練習を行った。先発が濃厚なFW岡崎慎司(30=レスター)は、積極的に代表通算50得点を狙うことを宣言。女優、タレントの平愛梨(31)との真剣交際を宣言したDF長友佑都(29=インテル・ミラノ)からの“アモーレ・アシスト”を逃さず、歴代3人目となる節目のゴールを飾る。

 奇跡のプレミア制覇を成し遂げた岡崎が、今度は長友の“アモーレ”パスでゴールを決める。3日のブルガリア戦で先制点を挙げ、代表通算49得点。過去に釜本邦茂、三浦知良しか到達していない代表50得点への意欲について岡崎は「取りたい。たくさんの人に応援してもらったし、悔しい思いもしたシーズン。最後にいい形で終わらせたい」と言い切った。

 対ボスニア対策はバッチリだ。平均身長が1メートル85を超える相手の高さに対し、日本は地上戦で対抗する構え。ブルガリア戦では両サイドからのクロスが得点パターンとなったが、この日の非公開練習では両サイドバックが中央に切れ込むパターンを確認したという。ブルガリア戦では柏木からのアーリークロスを頭で合わせた岡崎だが、「アモーレ」発言で話題を集める長友の折り返しを決めたのは香川だった。その香川の不出場が確実で、長友と交際中の平愛梨はボスニア戦を観戦に訪れない見通し。最終ラインを切り裂く長友の愛のパスを岡崎が一手に受けることになる。「スタートから相手の出はなをくじく。自分たちから攻撃を仕掛けないと」と語った。

 発奮材料もある。レスターで2トップを組んだイングランド代表FWバーディーが、強豪アーセナルへの移籍が秒読み段階と報じられた。「人生の選択は人それぞれ。アーセナルも優勝させたら、もっと自分の価値が上がると思う。バーディーが決めること」と理解を示すが、来季は連覇を目指すリーグ戦だけでなく欧州CLの舞台も待つ。「来季が勝負。自分が上に行く最後じゃないけど。来季に結果を出すためにも、いい締めくくりをしたい」。自覚十分の三十路ストライカーが、節目のゴールを叩き込む。

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