×

ウェールズが初の本大会出場!ベイル、初黒星後の朗報に歓喜

[ 2015年10月12日 05:30 ]

欧州選手権本大会出場を決めて喜ぶウェールズのベイル(中央)

欧州選手権予選B組 ウェールズ0―2ボスニア・ヘルツェゴビナ

(10月10日)
 10日に9試合が行われ、B組のウェールズが初の本大会出場を決めた。ボスニア・ヘルツェゴビナに0―2で敗れたが、1試合を残して2位以上が確定。同組で首位浮上のベルギーは4大会ぶりの予選突破を果たした。また、H組首位のイタリアはアゼルバイジャンを3―1で下し、2位以上が確定。6大会連続の本大会出場を決めた。

 初黒星に沈むウェールズに朗報が舞い込んだ。前節3位のイスラエルが敗れ、初の欧州選手権出場が決定。予選でチーム9得点のうち6ゴールを挙げたFWベイルは「僕の人生で最高の敗北。選手生活で最高の瞬間だ」。イアン・ラッシュ、ライアン・ギグスら、先輩が果たせなかった偉業達成に喜びを爆発させた。

 国際主要大会出場は58年W杯以来58年ぶり2度目。10年にFIFAランク117位だった弱小国が過去最高の同8位にまで上りつめた理由は、ベイル、MFラムジーを中心とした黄金世代を若くして抜てきしてきたことだ。26歳のベイルは06年に16歳でフル代表初出場を果たし、24歳のラムジーは20歳で主将を経験。先発の平均年齢は26・0、平均出場試合は37・8と若さと経験を兼ね備えたチームに成長し、ラムジーは「僕らは小国だけど、特別な団結力がある。本大会が待ち遠しい」と来年フランスでの大暴れを誓った。

続きを表示

2015年10月12日のニュース