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新潟、得失点差で決勝進出ならず…指揮官「今季を象徴した試合」

[ 2015年10月12日 05:30 ]

<G大阪・新潟>後半ロスタイム、GK守田(21)も前線に上がり相手ゴール前へ攻め込む新潟イレブン

ナビスコ杯 準決勝第2戦 新潟0―2G大阪

(10月11日 万博)
 新潟は準決勝第2戦をアウェーで戦いG大阪に0―2で敗れた。通算1勝1敗で並び、得失点差で下回って敗退。クラブ史上初の決勝トーナメント進出、準決勝進出の進撃が終わった。

 柳下監督は「今季を象徴しているゲーム。1回のミスで失点して最後、ウチが1点とれば勝つということを分かっていない選手がいた。そのあたりが我々の未熟なところ」と振り返った。

 第1戦を2―1で勝利し、引き分け以上で決勝進出が決まる優位な戦いだったが、守備に回る時間が長く続いた。0―0で迎えた後半12分、DF大野がMF倉田を倒して与えたFKをMF遠藤に決められて先制された。

 大井主将は「1点取られても、1―1なら勝ち上がれるから、慌てずにいこう」と声をかけ、同17分にはFWラファエルを投入して、指宿、山崎とFW3枚で反撃に出たが、ゴールを決めることはできなかった。山崎は「守備をうまくはめられず、奪ってからも距離感が悪かった。前半はチャンスがあったのに、1点取れないと難しい」と悔しさをかみしめた。

 チームは中2日で天皇杯3回戦の徳島戦、17日にはリーグ戦の大一番・ホーム松本戦が待っている。柳下監督は「我々にとって大事なリーグ戦があるので、切り替えていきたい」と前を向いた。

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