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横浜“36日がかりの一戦”制す 再開試合でJFL下し3回戦へ

[ 2015年10月12日 05:30 ]

<横浜・MIOびわこ滋賀>延長前半、勝ち越しゴールを決め祝福される横浜・アデミウソン(左から2人目)

天皇杯2回戦 横浜3―1MIOびわこ滋賀

(10月11日 日産ス)
 豪雨のため9月6日に後半途中で中断していた横浜―MIOびわこ滋賀(JFL)の2回戦は、横浜が延長戦の末、3―1で3回戦に進出した。1―1の後半28分16秒から再開。中断時点と同じメンバーで始まった一戦は後半ロスタイムを含めても決着が付かず1―1のまま延長戦へ突入した。同前半5分、横浜はFWアデミウソン(21)が頭で決勝ゴール、その後も加点した。

 35日ぶりに再開となった一戦。90分まで残り16分余りでは決着が付かなかったが、延長戦で地力の違いを見せた。

 特にアデミウソンはプロ初というヘッド弾を決めるなど、9月6日を含めると2得点1アシストの活躍で3―1と勝利に貢献。DF中沢は「再開試合は初めて。相手も飛ばしてくると思ったのでそれをはね返すくらいのパワーで最初から飛ばそうと思った」と言う。

 この日のプレー時間はロスタイムを含めても51分。異例の“短時間決戦”をフルパワーで制した。次戦は14日、J2大分と激突する。

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