日テレ暫定首位　有吉が今季初ゴール、５年ぶり年間女王へ好発進

＜日テレ・仙台＞前半、ゴールを決める有吉

なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ 日テレ２―０仙台

（10月11日 多摩陸上）
　上位リーグ１試合、下位リーグ２試合が行われ、レギュラーシリーズ優勝の日テレは仙台に２―０で勝ち、暫定首位に立った。ＤＦ有吉佐織（２７）の今季初ゴールなどで、５年ぶりの年間女王へ好スタートを切った。

　日テレの左サイドバック有吉が、持ち味の攻撃参加で先制点をもたらした。０―０の前半３６分、左サイドで上辻のスルーパスを受け、ドリブルから左足を一振り。右ポストに当たりながらもゴールに吸い込まれ「思い切って打ってみたら、入ったのでよかった」と会心の笑みを見せた。

　後半４０分には、途中出場のＵ―１９日本代表ＭＦ長谷川が貴重な追加点。「シュートをどんどん打とうと思って入った。相手にいつ流れがいくか分からない中で１点取れて、チームに貢献できた」と胸を張った。