×

佐々木監督、薄氷勝利に謝罪「いつもすいません、ハラハラドキドキさせて」

[ 2015年6月13日 13:22 ]

カメルーンに勝利し、手をたたく佐々木監督

女子W杯カナダ大会1次リーグC組 日本2―1カメルーン

(6月12日 バンクーバー)
 1次リーグ最終戦を待たずに決勝トーナメント進出を決めたなでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)は、試合後のインタビューで開口一番「いつもすいません、ハラハラドキドキさせて…」と苦笑い混じりで謝罪した。

 2連勝で16強入り一番乗り。だが、初戦のスイス戦に続いて、カメルーン戦でも終盤相手に押し込まれて2点リードを1点差に詰め寄られると、あわや同点…のシーンもあった。

 「もう少し後半の試合の運び方を考えなければいけない」と反省した指揮官は、改めてフィジカルの強さを生かしたカメルーンの攻撃を何とかしのいだ1戦を「立ち上がりに両サイドがチャンスを作って、それをものにしたのが大きかった」と振り返り、安どの表情を見せた。

 「いずれにしても、これが今の力だと思って次につなげたい」という佐々木監督。首位突破がかかる1次リーグ最後のエクアドル戦(日本時間17日)に向け、「シンプルなパスミスが多かったので、そのへんを修正して次のステップに進みたい」と気合を入れ直していた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月13日のニュース