小倉隆史氏、スポニチを“卒業”　名古屋ＧＭ補佐に就任

東京本社を訪れ女性社員から花束を贈られ笑顔を見せる小倉隆史氏（中央）

　元日本代表ＦＷで名古屋のＧＭ補佐に就任した小倉隆史氏（４１）が１２日、スポーツニッポン新聞社へあいさつに訪れた。

　現役を引退して２年後の０８年３月からスポニチ紙上にサッカーの評論を執筆。「スポーツの見方は人それぞれだが、僕なりのサッカー観を披露できたと思う」と、本紙評論家として活躍した７年３カ月間を振り返った。

　今後は名古屋の経営を担っていくが、「トップは勝つことが前提、下は地域との関わりが存在意義だと思う。これから数字なども勉強して、有言実行でいきたい」と抱負。「スポニチの読者に応援してもらえるようなクラブにしたい」と、名古屋をさらに進化させることを約束した。