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なでしこ、大儀見弾でW杯前白星締め 対イタリア8戦目で初勝利

[ 2015年5月28日 21:10 ]

<日本・イタリア>後半、先制ゴールを決めた大儀見(中央)とハイタッチを交わす澤(左)

キリンチャレンジカップ2015 日本1―0イタリア

(5月28日 南長野運動公園総合球技場)
 サッカー女子日本代表のなでしこジャパンは28日、南長野運動公園総合球技場でイタリア代表と国際親善試合を行い、後半にFW大儀見優季(27=ボルフスブルク)の挙げた得点を守りきり、1―0で勝利を収めた。対イタリア戦は通算8試合目で初勝利となった。

 FIFAランクは4位の日本に対し、イタリアは13位。W杯カナダ大会の出場権を逃しているものの、日本は過去7戦7敗と未勝利の相手だ。日本は24日のニュージーランド戦(○1―0)からスタメン4人を入れ替え、GKに海堀、左サイドバックにDF宇津木、左ボランチにMF阪口、FWに大野が名を連ねた。

 序盤から主導権を握った日本は前半18分、ドリブルで持ちこんだ大野がペナルティーエリアの外から左足でシュートを放つも、右ポストを直撃した。

 後半も押し気味に試合を進め、0―0の後半9分、宇津木からの低い弾道の左クロスに反応した大儀見が右足を合わせて先制。これが決勝点になった。

 6月に行われるW杯カナダ大会直前のテストマッチを2連勝で締めた日本。連覇が懸かる大会で初戦は6月8日にスイスと対戦する。

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