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大一番で大敗 代表候補合宿5人参加にFC東京指揮官「話したくない」

[ 2015年5月16日 18:15 ]

J1第1S第12節最終日 FC東京1―4浦和

(5月16日 埼玉)
 浦和との首位攻防戦でまさかの大敗を喫したFC東京のフィッカデンティ監督は、さすがに渋い表情だった。

 勝ち点1差で追う首位・浦和を倒して首位獲りのはずが、今季最多まさかの大量4失点。開始早々の前半5分に1点目を失い、「戦術レベルで浦和にやりやすくしてしまった」と立ち上がりを振り返ったイタリア人指揮官は「浦和は勝利にふさわしい内容だったが、我々はミスが多かった。多分、これまでの試合でのミスよりきょうの1試合でのミスの方が多かったと思う」と唇をかんだ。

 12、13日に千葉県内で行われた国内組による日本代表候補合宿にリーグ最多タイの5人が参加。だが、もともと右膝と腰に問題を抱えていたエースストライカーの武藤は合宿中にさらに右膝を打撲して検査を受けるなど“満身創痍”の状態の強行出場を余儀なくされた。武藤だけでなく、大事な浦和戦に向け、準備期間が少なかった感は否めない。

 「それが(敗戦の)理由ではない」と影響を否定した指揮官だが、「それについては話したくない」とも。大一番に万全の態勢で臨めなかった悔しさをにじませた。

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2015年5月16日のニュース