ブエノスアイレス・ダービー、催涙スプレーで中止　リベルタ杯

　１４日にブエノスアイレスで地元の二大クラブが対戦したサッカーのリベルタドーレス杯で、ボカ・ジュニアーズのファンがリバープレートの選手たちに催涙スプレーを噴射した影響で試合が中止された。地元メディアによると警察当局は競技場を封鎖し、１５日も現場検証が続けられた。

　催涙スプレーは０―０の後半開始前にピッチに向かう間にかけられ、選手は赤い目で顔をゆがめながら異常を訴えた。両クラブ幹部や警察と協議後、主審が中止を決めた。

　試合は決勝トーナメント１回戦の第２戦で、中止時点のスコアは２戦合計でリバープレートが１―０とリードしていた。（共同）