神戸・岩波、代表＆チームで定位置必ず「アピールできてる」

代表生き残りを誓った岩波

　Ｕ―２２日本代表のシンガポール遠征メンバーに選ばれた神戸のＤＦ岩波拓也（２０）が６日、代表生き残りとチームでのレギュラー奪還を誓った。

　Ｊ１初挑戦の昨季は序盤こそ先発出場を続けたものの、終盤はベンチ外に。オフには出場機会を求めて他クラブへの移籍へ心が揺れた時もあったが、「吹っ切れました。いまはプレーの調子もいい。試合に出る自信はある」と言い切った。チームの鹿児島キャンプ初日となったこの日は軽めのランニングの中にも充実した表情を見せた。

　Ｕ―２２でもセンターバックの先発奪取をもくろむ。鹿島の日本代表ＤＦ植田らライバルの多いポジションながら、「フィードとかヘディングでアピールできている」と胸を張る。１１年のＵ―１７日本代表Ｗ杯では主将を務めベスト８に導いた実績を持つ大型ＤＦ。勝負のプロ３年目に不動の地位を築く。