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U22 人工芝も動じない…指揮官「覚悟をもって」必勝誓う

[ 2015年2月7日 05:30 ]

宮崎キャンプ中の仙台の練習を関係者と視察するU―22日本代表の手倉森監督(左)

 日本協会は11日からシンガポール遠征に臨むU―22日本代表18人を発表し、FW浅野拓磨(20=広島、写真)ら国内組のメンバーが選ばれた。14日のU―23シンガポール代表との親善試合は人工芝の会場で行うことになり、16年リオデジャネイロ五輪を目指す手倉森ジャパンにとっては、不測の事態でもぶれない精神力を試す絶好の機会となった。

 思わぬアクシデントでも勝利にこだわる。宮崎県で合宿を行う仙台の視察に訪れた手倉森監督は「(人工芝は)向こうでそうなった。イメージと違った」と話し、鹿児島合宿中のFW浅野は「初めて知った」と驚いた様子だった。慣れない人工芝でボールの軌道が天然芝と異なる可能性もあるが、五輪1次予選も来月に迫るだけに結果が不可欠と分かっている。浅野は「グラウンドが違っても天然芝と同じプレーをするだけ。とにかくゴールを取る」と受け入れ、指揮官は「いろいろ経験しているので。覚悟を持ってやりたい」と必勝を誓った。

 五輪1次予選に向け「このメンバーが基準になっていく」と今回の18人が主軸となることを明かした霜田技術委員長も「どんな試合でも勝たないと」と注文を付ける。逆境を糧に五輪予選へと弾みを付ける。

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2015年2月7日のニュース