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赤道ギニア完敗で地元サポーター暴動 ヘリ、催涙弾で鎮静化

[ 2015年2月7日 05:30 ]

ピッチにサポーターがなだれ込み、試合が中断。関係者に取り押さえられる(AP)

 アフリカ選手権 準決勝の残り1試合が5日に赤道ギニアのマラボで行われ、ガーナが開催国の赤道ギニアに3―0と快勝して3大会ぶり9度目の決勝進出。33年ぶりの優勝を懸けて8日の決勝でコートジボワールと対戦する。試合は地元ファンがピッチへ物を投げ込むなど暴徒化し、後半37分から約40分中断。警察が出動して再開されたものの、少なくとも36人が負傷し14人が病院へ搬送された。

 地元・赤道ギニアのファンが暴走した。0―2となった前半ロスタイムにペットボトルなどをガーナベンチへ投げつけ、敗色濃厚な後半にはガーナ側観客席を襲撃。ガーナサポーターがピッチへ避難するなど大混乱となり、試合は40分近く中断した。警察は催涙弾を発射して騒ぎを収めたが、アフリカ連盟は赤道ギニア協会に対し10万ドル(約1180万円)の罰金処分を発表。負傷者への治療費支払いを求めたほか、7日の3位決定戦で同じ事態が起きた場合は次のホームゲームを無観客試合とする。

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