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香川 リーグ戦4試合ぶり出場も決定機逃す…ドルト再び降格圏

[ 2014年12月21日 01:22 ]

ブレーメン戦で激しく競り合うドルトムントのインモービレ(AP)

 ブンデスリーガ第17節の6試合が20日に行われ、ドルトムントはアウェーで前節最下位のブレーメンに1―2で敗戦。3試合勝利なしで勝ち点15から伸ばせず、再び降格圏に転落して年内最終戦を終えた。日本代表MF香川真司(25)は後半開始からピッチに登場。リーグ戦4試合ぶりに出場機会を得たが、決定機を決められず、試合勘不足を感じさせた。

 ドルトムントは前半3分、最終ラインの裏を取られてあっさり先制点を献上。その後もパスミスなどで危ない場面もあったが、GKランゲラクの好守でしのぎ、前半は0―1で終了した。

 リーグ戦3試合出番のなかった香川は、1点を追う後半開始からMFケールに代わってピッチに登場。4―2―3―1のトップ下に入り、同11分にはフリーで右クロスを受けてヘディングシュートを放ったが大きく枠を外れた。チームはそれでも同24分、左CKからDFフンメルスのダイビングヘッドが決まって1点差に。香川は33分には再びゴール前で決定機を迎えたが、右足のシュートを大きくふかしてしまい、両手で顔を覆う場面もあった。

 結局、ドルトムントは1―2で敗れて降格圏の暫定17位に転落。香川は本調子にはほど遠い出来で、来年1月開幕のアジア杯へ不安を残した。

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2014年12月21日のニュース