×

J3降格の富山、元横浜FC監督の岸野靖之氏が監督就任へ

[ 2014年12月21日 06:27 ]

富山の来季監督に就任することが分かった岸野靖之氏

 J3降格が決まった富山の来季監督に、元鳥栖、横浜FC監督で、今季は松本のU―18(ユース)チームで監督を務めた岸野靖之氏(56)が就任することが20日、分かった。

 岸野氏は現役時代、日本リーグの読売クラブ(現J2東京V)などでプレーし、指導者としても96年にトップチームの監督代行を務めるなど長くV川崎、東京Vに在籍。07年には、当時J2だった鳥栖の監督にヘッドコーチから昇格する形で就任して09年まで3年間指揮を執り、後の11年にJ1昇格を決めるチームの基礎を築いた。

 10年にはJ2横浜FCの監督に就任し、同年9月からはゼネラルマネジャー(GM)も兼任。前年の16位から6位に躍進させた。11年には18位に低迷し、同年限りでGM職を辞任。12年は監督1本に戻って勝負したが、開幕から3試合を消化した時点で1分け2敗と成績不振を理由に3月に解任され、13年からは松本U―18チームの監督を務めていた。

 富山はJ2最下位で来季のJ3降格が決まり、10年途中から指揮を執ってきた安間貴義監督(45)が今季限りで退任。元日本代表FWで、J2千葉ヘッドコーチなどを歴任した沢入重雄氏(51)がGMに就任し、1年でのJ2復帰を目標に再建を目指している。

続きを表示

2014年12月21日のニュース