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大分 W杯トレーニングパートナーのMF坂井大将がトップ昇格!

[ 2014年11月14日 12:42 ]

 J2大分は14日、今年6月のワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場した日本代表にトレーニングパートナーとして帯同したMF坂井大将(だいすけ=17)らU―18チームに所属する3選手の来季トップチーム昇格が内定したことを発表した。

 昇格が決まったのは坂井のほかにDF佐藤昂洋(こうよう=18)、MF姫野宥弥(ゆうや=18)の2人。

 坂井は身長1メートル65、体重59キロと小柄ながら、昨年のU―17ワールドカップ(W杯)UAE大会に主力として4試合に出場して1得点をマーク。各年代の日本代表に選出歴があり、ザックジャパンが出場したW杯には将来性を買われてトレーニングパートナーとして参加し、MF本田圭佑(28=ACミラン)ら日本のトップ選手たちと練習や寝食をともにすることで刺激を受けてきた。

 帰国後も2種登録選手として7月13日の天皇杯2回戦・ヴェルスパ大分戦に出場し、17歳5カ月25日のクラブ公式戦最年少得点記録をマーク。U―19日本代表としても10月のU―19アジア選手権ミャンマー大会に出場して3試合に出場(0得点)。惜しくも来年のU―20W杯出場は逃したが、同代表のFW南野拓実(19=C大阪)らとともに将来の日本代表候補として大きな期待を寄せられている。

 クラブは、そのプレーの特徴を「小柄ながら補って余りある運動量、高い技術力、状況に応じた判断力でチャンスを作るアタッカー。様々なポジションを高いレベルでプレーできるユーティリティー性も持つ。各年代別日本代表など国際経験も豊富で、どんな場面でも物怖じせずにプレーできる」と紹介。

 坂井はクラブを通じて「この度、大分トリニータでプロサッカー選手としてスタート出来ることを大変嬉しく思います。今まで僕を支えて下さった両親、家族、たくさんの指導者やスタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。この恩返しをピッチで表現できるように、また、チームのために少しでも早く活躍できるように、一日一日を大事にして頑張りたいと思います!まだスタートラインに立っただけなので、これからが勝負だと思うし、この勝負に挑むことがとても楽しみです!応援よろしくお願いします!」とコメントしている。

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2014年11月14日のニュース