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本田劇場だ!1ゴール2アシスト 日本6発!ホンジュラス一蹴

[ 2014年11月14日 21:26 ]

<日本・ホンジュラス>前半41分、本田(左)はチーム2点目となるゴールを決め、サポーターに向かって舌を出してサムアップポーズ

キリンチャレンジカップ2014 日本―ホンジュラス

(11月14日 豊田ス)
 サッカーの日本代表は14日、豊田スタジアムでホンジュラス代表と国際親善試合を行い、FW本田圭佑(28)の1ゴール2アシストの活躍などで6―0と快勝した。

 日本はアギーレ監督就任後では初招集となったDF内田篤人(26=シャルケ)、MF遠藤保仁(34=G大阪)がスタメンに名を連ね、アンカーには初めてMF長谷部誠(30)を起用。FW武藤嘉紀(22=FC東京)以外の10人はW杯ブラジル大会の代表組となった。

 FIFAランク52位の日本は、序盤から格下の69位・ホンジュラス相手に、高い位置からのプレスで主導権を握る。迎えた前半9分、遠藤の左CKをニアサイドのFW岡崎が頭で角度を変えると、相手GKがはじいたボールにファーサイドでフリーのDF吉田が頭から跳び込みゴールネットを揺らした。吉田にとって11年9月2日の北朝鮮戦(埼玉)以来、3年ぶりのA代表弾で先制した。

 同41分にはMF長谷部が自陣でクリアしたボールが、前線でフリーになっていたFW本田の足元へ転がってきた。GKとの1対1から本田が冷静にゴール左隅に流し込み、チーム2点目を決めた。

 同44分にも本田のゴール左からの横パスに走り込んだ遠藤がゴール正面から約25メートルのミドルシュートを豪快に決め3点目。3―0とリードして前半を折り返した。

 後半2分には本田が芸術的なラストパスで魅せた。右サイドボールを受けると、中を向き逆サイドに視線を走らせる。後半開始から途中出場のFW乾がゴール前に走り込むと、DFとGKの間に、絶妙の浮き球のパス。これを乾がダイレクトの右足でゴールに流し込んだ。乾のA代表初得点となるチーム4点目をアシストした本田は1得点2アシストの活躍となった。

 同24分にはゴール前の混戦で香川が粘り、途中出場のFW豊田が右足で流し込み5点目。同29分にも乾がこの日、自身2得点目を決めた。

 アギーレ監督就任後、ここまで1勝1分け2敗と結果を出せていなかったアギーレジャパン。W杯ブラジル大会で主力として活躍したベテラン勢を呼び戻し、内容だけでなく、結果にもこだわった一戦でしっかり結果を出した。

 来年1月のアジア杯(オーストラリア)に向けたテストマッチも残り1試合。18日にはヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と対戦する。

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