新潟ＤＦ川口　攻撃力アピールだ！風雨にも負けず１Ｇ１Ａ

雨風もなんの。積極的に攻撃を仕掛ける川口

　アルビレックス新潟は１３日、聖籠町のクラブハウスで練習を行った。中断期間中にゴール前の精度と、落ち着きの習得に力を注いでいるチームは、この日も２対１の状況で攻撃を仕掛けるトレーニングなどを行った。

　時折、強い風雨が吹き荒れたが、実戦練習ではＤＦ川口尚紀（２０）が１ゴール１アシストと攻撃力をアピールした。「得点に絡まないといけない練習メニューなので、積極的に上がっていくことを心がけた。ゴールも奪えたし、アシストもできたのは良かったけど、まだまだ慌てている部分がある」と満足はしていない。

　８日にＵ―２２選抜メンバーとしてＪ３の金沢戦に出場したため、９日の新潟医療福祉大との練習試合には参加できなかった。Ｕ―２２選抜には４度招集され「名前も年齢もよく分からないメンバーと試合をするので、気を使いますよ」と急造チームならではの苦労を話すが、招集のたびに自分なりに課題を決めており「今回は、ビルドアップのところに絡んでいくことを意識した」と言う。

　新潟医療福祉大との練習試合では、ルーキーの小泉が右ＳＢを務めた。「いいプレーをしていて、やばいと思った」と危機感を募らせたが「中断期間中に、しっかり自分の良さをアピールして残り３試合に出場していけるようにしたい」。持ち味の攻撃力にさらに磨きをかけるつもりだ。