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U―19 南野弾も黒星発進…12大会ぶりの1次L敗退危機

[ 2014年10月10日 05:30 ]

 U―19アジア選手権が9日、ミャンマーのネピドーなどで開幕した。1次リーグC組の日本は初戦で中国と対戦し、1―2で敗れた。4強以上に与えられる来年のU―20W杯ニュージーランド大会出場権獲得を目指している日本だが、12大会ぶりに1次リーグで敗退する可能性が出てきた。次戦は11日、ベトナムと対戦する。

 エースの一発も実らなかった。0―1の前半16分に左サイドでボールを持った南野がドリブルでペナルティーエリア内に進入し、ゴール左の角度がないライン際から左足を強振。ニアサイドの上を抜いて同点に追いついた。しかし、その後は攻め込みながらもネットを揺らせず、後半32分に中国に直接FKを決められて敗戦。「(ゴールが)勝利につながらなかったので悔しい1―2になって慌てた。崩せない相手ではないと思っていたが、結果が伴わなかった」と厳しい表情で話した。

 4大会ぶりのU―20W杯出場は各組2位までの決勝トーナメント進出が最低条件だが、13日には韓国との対戦を控える。1次リーグ敗退となれば90年以来12大会ぶりの屈辱だ。「大事な初戦を落としたが、まだ可能性はある。下を向かずに準備していきたいです」。前を向いた南野だが、いきなり崖っ縁に追い込まれた。

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2014年10月10日のニュース