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ブラジル2部で驚きの“奇策” 降格阻止へ催眠術師と契約

[ 2014年10月10日 09:10 ]

 ブラジル全国選手権2部のポルトゲーザが3部降格を免れるため、催眠術師と契約する奇策に出た。96年に1部で2位になったこともあるポルトゲーザは昨年4月にシャムスカ監督(前磐田監督)が退任し、最終的には17位に沈んで3季ぶりに2部へ降格。今年も27節終了時で20チーム中19位(17位までが降格)と残留争いを強いられ、英紙インディペンデントによると「わらにもすがる気持ち」(ベナシ監督)で催眠術師のテッセル氏と契約したという。

 テッセル氏の手法は選手に暗示をかけるもの。昨年は別のクラブで選手の首に鉄の棒を押しつけたり、割れたガラスの上を歩かせたというが、同氏は「それが平気になれば選手は試合では何でもできる」と話している。しかし、契約後最初の試合となった7日のバスコ・ダ・ガマ戦は0―1で敗れ、最下位に転落。10試合を残して残留圏内の16位とは勝ち点12差となっている。

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2014年10月10日のニュース