香川、代表復帰即ゴールならず「課題の残る試合でした」

＜日本・ジャマイカ＞後半、シュートを放つ香川

キリンチャレンジカップ２０１４ 日本１―０ジャマイカ

（10月10日 デンカＳ）
　ブラジルＷ杯以来の代表復帰となったＭＦ香川（ドルトムント）は左インサイドハーフで先発、後半４５分にＭＦ田口（名古屋）と交代したが、ほぼ９０分間プレーした。

　「代表は常に特別な場所なので…ゴールを決めたかったですね。まだまだ修正しなくちゃいけない点もあるし、課題の残る試合でした」。

　マンチェスターＵでは出場機会に恵まれなかった香川だが、８月に古巣ドルトムントに復帰後はコンスタントに出場し、試合勘や体調面での不安を払しょく。この日は柴崎とポジションチェンジしながら右インサイドハーフや中央でもプレーし、何度もチャンスを演出した。ただ、前半１５分、後半２０分、そして同４５分と惜しいシュートを決めきれず、アギーレジャパンの初勝利にも反省の言葉ばかりが並んだ。

　次はブラジルとの一戦。ブラジルＷ杯では本来の力を発揮できなかった背番号１０は「今持っているものをしっかりぶつけて戦いたい」と表情を引き締めた。