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本田、先制点“演出”も…決定機逃し鬼の形相「考えすぎた」

[ 2014年10月10日 22:38 ]

<日本・ジャマイカ>前半、本田はフリーキックで直接ゴールを狙う

キリンチャレンジカップ2014 日本1―0ジャマイカ

(10月10日 デンカS)
 3試合連続でキャプテンマークを巻いてプレーしたFW本田(ACミラン)が先制ゴールを“演出”した。

 前半16分、岡右サイドで岡崎からのパスを受けると、背後から走り込んできた柴崎の動きを見逃さず、DFを引き付けて右サイドの空いたスペースにスルーパス。柴崎のシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球は相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。

 FWとしての役割も追及した。前半6分にはGKにパンチングされたが、ペナルティーエリア外やや左寄りの位置からFKで直接ゴールを狙った。また、同33分にはGKとの1対1の場面でループシュートを狙うもバーの上に外し、鬼の形相で自らを戒めた。

 「考えすぎた。ああいう場面は決めていかないと」と反省。一方でチーム最多の4本のシュートを放ったことには「監督に求められている部分を出せたところもある」と手応えも口にした。

 試合直後は主将の任務としてイレブンをねぎらったが、ゴールを決められなかっただけに笑顔はない。次戦はシンガポールでのブラジル戦。強敵相手にストライカーの本能を目覚めさせられるか?

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