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横浜制裁金500万円の理由は啓発活動不足…チェアマンがコメント

[ 2014年8月29日 16:03 ]

<横浜・川崎F>横浜サポーター

 Jリーグは29日、公式サイトに横浜に対する制裁についての村井満チェアマンのコメントを掲載。処分理由を明確に示すとともに、あらためてJリーグを「世界で一番フェアでオープンなリーグ」にすることを誓った。

 チェアマンは横浜サポーターによる差別的行為について「極めて遺憾」とし「挑発行為を受けた選手、川崎フロンターレの関係者やファン・サポーターの皆さま、また不快な思いをされた多くの皆さまに深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 クラブの責任について(1)啓発活動、(2)監視体制、(3)発生後の対応、の3点から検証したことを明かし、けん責と制裁金500万円という処分について「監視体制や発生後の対処については適切であったと思いますが、結果的にファン・サポーターの皆さまへの十分な啓発活動がなされていたとは言えず、クラブの責任を問うこととなりました」と説明した。

 また、今回の件について一クラブの問題ではなく、サッカー界全体、社会全体の問題ととらえ「引き続き、日本サッカー協会およびJリーグ全クラブと協働し、断固として差別を許さないという強い態度で繰り返し啓発の機会を創出していきます」と宣言。ファン・サポータに「共に考え、向き合い、一緒に世の中に提言し啓発に取り組んでいきたい」と呼び掛けた。

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2014年8月29日のニュース