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アギーレJ、目指すはポゼッションサッカー「長期的な目標はそこ」

[ 2014年8月29日 09:24 ]

口を真一文字にして会見にのぞむアギーレ監督

日本代表発表

 アギーレ監督が、日本代表を“賢いチーム”に変貌させる。目指すべきスタイルとして「相手よりもボールを持つチーム。相手よりも攻撃を仕掛けるチーム、だけど(攻守の)バランスは保つ。いかにスペースを使いながらボールを扱うか。各エリアで何をすべきか、仕事を把握した賢いチーム」を掲げた。

 つまり布陣は4―3―3でポゼッションサッカーが基本となる。サラゴサ、オサスナと中堅クラブの監督時代は堅守速攻のリアクションサッカーに徹した。だが日本の技術力、スピードから導き出したのは主導権を握る戦い方だ。「もちろんウルグアイやベネズエラを相手に楽な試合ではない。ただ長期的な目標はそこ(ポゼッション)になる」と話した。

 欧州、南米でも、勝つためなら手段を選ばない闘将としても知られてきた。もちろん親善試合とはいえ、勝利への欲求もとどまることを知らない。「初戦から戦う、競争力のあるチームを見せたい。常に勝利を目指して戦うチームをお見せしたい」と自信たっぷりに言い放った。

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2014年8月29日のニュース