槙野、Ｊ１新記録を久々のゴールで飾った！「素直にうれしい」

＜徳島・浦和＞前半、先制ゴールを決め、森脇（右）に祝福される浦和・槙野

Ｊ１第１６節 浦和２―０徳島

（7月23日 鳴門大塚）
　Ｊ１新記録となる７試合連続無失点。しかも３月１日の開幕戦、Ｇ大阪戦（万博）以来の今季２ゴール目で先制点を奪った浦和・槙野は「素直にうれしい」と満足げな笑顔を浮かべた。

　前節から中３日でのアウェー戦だが、最下位相手に“取りこぼし”はできなかった。前半１４分、ＦＫをゴール右で合わせ、左足で流し込んだ。この１点で完全に試合の主導権を握ると、チームは後半にも追加点を奪った。

　こうなれば、あとは無失点で試合を終えるだけだった。「本来、あまり意識していないが、周りに声が飛び交っていたんでゼロを目指していました」と槙野。前節１９日新潟戦（埼玉）を１―０で勝利し、９３年の清水、９６年の横浜Ｆと並ぶＪ１最長の６試合連続無失点をマークしていた。新記録が懸かった徳島戦。快勝とともに、その目標もしっかりと達成してみせた。

　それでも満足感はない。「もう少し、ゴールを狙う守備を積極的にやっていきたい」。槙野は長いシーズンを見据え、表情を引き締めていた。