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メキシコのエレーラ監督「主審も帰国すべき」オチョア「もっと強くなる」

[ 2014年6月30日 16:21 ]

審判から警告されるメキシコのエレーラ監督(AP)

W杯決勝トーナメント1回戦 オランダ2―1メキシコ

(6月29日 フォルタレザ)
 メキシコが土壇場の連続失点で、オランダに敗れ、6大会連続でベスト16敗退となってしまった。

 メキシコのエレーラ監督は「このような形で去るのはとてもつらい。われわれは帰国するが、主審もそうするべき」と同試合での審判の判定を批判した。PKを与えたのはマルケスとロッベンの微妙な接触プレーで、「つくられたPKだ」と怒りが収まらず、主審に詰め寄って猛抗議。

 また、試合には敗れたが、この日も好セーブを連発したGKのオチョアがグループリーグのブラジル戦以来2度目のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた。終了間際にCKから追い付かれ、PKで逆転を許した守護神は「勝利を逃したことを受け止めるのは難しい」と語ったが、「我々はもっと強くなって、次のW杯に戻って来る」と力強く語った。

 オチョアは、現在はフランスリーグのアジャクシオに所属も、最下位で来季の降格が決まり移籍先を探している。だが、このW杯の活躍で代理人によれば欧州のビッグチームなど「20チーム以上から興味を持たれている」というだけに、去就も注目だ。

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