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断食月突入アルジェリア 32年前“談合疑惑”の雪辱果たす

[ 2014年6月30日 10:02 ]

W杯ブラジル大会決勝トーナメント1回戦 アルジェリア―ドイツ

(6月30日 ポルトアレグレ)
 H組2位で初の決勝トーナメント進出を果たしたアルジェリアは30日の1回戦で優勝候補のドイツと対戦。“断食”をしながら32年前のリベンジを狙う。

 イスラム圏では28日から、夜明けから日没まで飲食を断つラマダン(断食月)に突入。アルジェリアの記者によると代表23人全員がイスラム教徒。主将のDFブゲラは地元記者に「一番大変なのは水が飲めないこと。でもここ(ポルトアレグレ)は気温が低いので大丈夫だろう。断食を延期する選手もいると思うが、自分は(断食を)すると思う」と説明した。

 ドイツとの対戦は82年W杯スペイン大会以来で、1次リーグ初戦で西ドイツを2―1で撃破。しかし西ドイツは最終戦でオーストリアと談合が疑われる試合を行い、アルジェリアは敗退に追い込まれた。ドイツ代表レーブ監督は「リベンジという言葉は好きじゃないが、アルジェリアにとってはモチベーションになるだろう」と警戒した。

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2014年6月30日のニュース