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監督候補アギ―レ氏 7月末来日「4年間務める」合意も

[ 2014年6月30日 05:30 ]

日本代表次期監督候補として交渉中のアギーレ氏(ゲッティ)

 日本サッカー協会が日本代表次期監督の最有力候補として交渉中のハビエル・アギーレ氏(55)について、スペインの有力紙マルカ(電子版)が29日に「日本の監督を4年間務めることになる」と報じた。

 ブラジル・リオデジャネイロにいる記者の署名記事で「最初は噂にすぎなかったが、もう現実になった。アギーレは4年間、18年W杯ロシア大会まで日本代表監督になる。7月末に日本に行って日本協会でお披露目されることになるだろう」と伝えた。

 アギーレ氏は現在メキシコのテレビ局テレビサでW杯解説者を務め、主に母国メキシコの試合を取材しているが、W杯閉幕までブラジルに滞在する見通し。メキシコシティーに拠点を置くテレビサはスペイン語圏最大のテレビ局でメキシコ以外の試合も幅広くカバーしており、テレビサ関係者は「アギーレはメキシコの結果に関係なく決勝までブラジルにいる予定」と明かした。

 リオデジャネイロで開催される決勝は7月13日。同1日に開かれる日本協会の臨時技術委員会後に事態が一気に進展する可能性もあるが、アギーレ新監督が誕生した場合でも、仕事に本格着手できるのは早くてもW杯後になりそうだ。

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2014年6月30日のニュース