天皇杯が７月５日開幕　Ｊ１、２勢は２回戦から登場

　サッカーの第９４回天皇杯全日本選手権（日本サッカー協会、Ｊリーグ主催、共同通信社、ＮＨＫ共催）は７月５日に開幕する。８８チームが出場し、２連覇を目指す横浜ＭなどＪ１、Ｊ２勢は２回戦から登場する。決勝は元日から１２月１３日に前倒しされ、改築工事に入る東京・国立競技場に代わって横浜市の日産スタジアムで行われる。

　今季スタートしたＪ３の各クラブも昨年１６強でシードされた長野を除いて都道府県大会から参加し、金沢、鳥取などが本大会の出場権を獲得した。１回戦は４７都道府県の代表に長野を加えた４８チームが登場する。

　前回大会でＪ１名古屋、Ｊ２北九州を破った長野は、初戦でＪＡＰＡＮサッカーカレッジ（新潟）に勝てば、２回戦ではＪ２千葉に挑むことになる。

　東京都大会準決勝でＪ３現在１位の町田を破った明大は１回戦で、山梨学院大付高の挑戦を受ける。徳島市立高は鹿児島ユナイテッドとの１回戦を突破できれば、Ｊ１徳島との対決が実現する。山形ユースはヴァンラーレ八戸（青森）と１回戦で戦う。

　３回戦は８月２０日に行われる。