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アギーレ氏、日本に好印象…02年W杯で“おもてなし”に感激

[ 2014年6月29日 09:25 ]

リオデジャネイロ郊外のホテルを出て車に乗り込むアギーレ氏

 日本サッカー協会が日本代表の次期監督の最有力候補として水面下で交渉を進めているハビエル・アギーレ氏(55)が27日(日本時間28日)、滞在中のリオデジャネイロ郊外のホテルでスポニチ本紙の直撃取材に応じた。

 「日本からのオファーを受けるのか?」との質問に対して「エスパニョールとの契約が終了したのは本当ですが、今はW杯でメキシコのテレビ局と仕事中なので、他のメディアに、それ(日本代表監督)についての話はできません」とだけ返答。多くは語らなかったが、交渉の事実は否定しなかった。

 複数の関係者の話を総合すると、W杯後に退任を表明したザッケローニ監督だが、監督交代は開幕前からの既定路線で、日本協会は早々に後任の人選に着手。当初はビルバオ監督のバルベルデ氏をリストアップしたが、現在はアギーレ氏を最優先とし、推定年俸2億円を用意して水面下で交渉を進めている。5月27日付のESPNで、アギーレ氏は「クラブチームでは毎日とても忙しかった。エスパニョールを指揮した後はクラブチームではなく、できれば国の代表チームを指揮したい。日本、カタール、ギリシャ、カメルーンなどから話がある。急がずに良い決断をしたい」とコメントしている。

 メキシコ代表を指揮した02年W杯日韓大会ではベースキャンプ地の福井県に長期滞在。テレビサ関係者によると、当時宿泊した三国観光ホテルの“おもてなし”の素晴らしさを現在でも話すなど、日本に対する印象は良いという。

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