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川淵C「オシムが…」フライングも 06年は知将一本で交渉

[ 2014年6月29日 09:34 ]

06年、新監督に就任したイビチャ・オシム監督。会見で熱く抱負を語る

 【歴代の日本代表監督 決定までの経緯】

 ☆98年 名古屋を指揮した経験のあるベンゲル氏に白羽の矢を立てたが、アーセナルとの契約が1年間残っていたために断念。代わりに同氏が推薦する、元南アフリカ代表監督のトルシエ氏に絞って交渉を行った。同年9月20日、同氏の監督就任が正式に発表された。

 ☆02年 国際的知名度などの条件からフランス代表を指揮したジャケ氏、同大会でセネガル代表を8強に導いたメツ氏、ベンゲル氏らの名前が挙がったが、当時鹿島の総監督だったジーコ氏に絞り込んで交渉。同年7月22日、報道陣の前で契約書にサインし、就任会見を行った。

 ☆06年 千葉の監督を務めていた知将オシム氏に絞って交渉。同年6月24日、W杯ドイツ大会から帰国した日本協会の川淵キャプテン(当時)が報道陣の前で「オシムが…。あっ、言っちゃった」と失言?7月21日に調印式と就任会見を行った。

 ☆10年 W杯南アフリカ大会終了後に交渉を開始。本命のチリ代表のビエルサ監督、元ポルト監督のフェルナンデス氏、元ビルバオ監督のバルベルデ氏に断られるなど混迷を極めたが、ビッグクラブ以外での実績や温厚な性格などが決め手となり前ユベントス監督のザッケローニ氏と基本合意。同年8月30日に正式に決まった。

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2014年6月29日のニュース