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ネイマール“パンチラ”波紋…協賛社以外の宣伝?出場停止前例も

[ 2014年6月29日 05:30 ]

カメルーン戦後にパンツを見せながら歩くネイマール(AP)

 28日に決勝トーナメントがスタートしたW杯ブラジル大会で、地元ブラジルのエースFWネイマール(22=バルセロナ)に問題が持ち上がった。1次リーグの試合でW杯スポンサーとは異なるブランドの下着を故意に見せたとして、FIFAが調査を開始したと地元メディアが報じた。スポンサーの権利を守ることに厳格なFIFAが、過去に出場停止処分が下されたこともあるケースをどう判断するのか注目される。

ブラジルFWネイマールの“パンチラ”に物言いがついた。23日の1次リーグA組カメルーン戦でW杯スポンサーではないブランドの下着を故意に見せたとして、FIFAが調査を開始したと地元メディアが報じた。この試合2得点のネイマールは試合後のユニホーム交換の際、ユニホームの下からブラジルカラーのパンツを引っ張り上げたが、故意に見せたとの疑いが持たれている。

 FIFAは選手やチームが試合を利用して協賛社以外のブランドを宣伝することを禁じている。問題の下着は協賛社ではない「ブルーマン」社製で、同社によると、ブラジル代表を激励するため全選手に贈ったもので宣伝の意図はなかったという。しかし、ネイマールは4月の欧州CLでも契約している別の会社の下着を見せたとして、UEFAから厳重注意を受けた“前科”がある。

 12年欧州選手権ではデンマーク代表FWベントナーがゴールを決めた際に企業ロゴ入りの下着を見せ、罰金10万ユーロ(約1380万円)と1試合の出場停止処分を受けた。スポンサーの権利を守ることに厳格なFIFAが今回のケースをどう判断するのか注目される。

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