なでしこ佐々木監督、攻撃面を重視　８日国際親善試合ＮＺ戦

　サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が８日午後７時３５分から大阪・キンチョウスタジアムでニュージーランドと国際親善試合を行う。７日に会場で記者会見した佐々木監督は「勝負にこだわりながら、いろんな趣向を試してみたい。（攻撃の）仕掛けの部分を練習している」と攻撃面を重視する考えを示した。

　来年の女子ワールドカップ（Ｗ杯）予選を兼ねた女子アジア・カップ（１４日開幕・ベトナム）に向け、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）世界ランキング３位の日本は２０位の相手に連係を確かめる強化試合となる。佐々木監督は初招集した２０歳の猶本（浦和）に触れ「ゴールへの意欲があるので、生かしてほしい」と期待した。

　▼レディングス・ニュージーランド女子代表監督の話　日本は危険なプレーを一つ止めたからといって、脅威をなくせるチームではない。ボールを持たせず、なるべく素早いパス回しをしたい。