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川澄 アジア杯全部出る!タフさ健在合流即フルメニュー

[ 2014年5月7日 05:30 ]

笑顔でボール回しに参加する川澄(左)

なでしこジャパン国内合宿

 サッカー女子日本代表のなでしこジャパンは6日、大阪府内でアジア杯(14日開幕、ベトナム)に向けた国内合宿の2日目を行った。5日に米国から帰国したMF川澄奈穂美(28=シアトル・レイン)は合流初日となったこの日からフルメニューを消化。中1日で3試合など過密日程のアジア杯で全5試合の出場を志願した。

 帰国直後であろうと、川澄は川澄だった。帰国翌日の5日から練習に合流。ハードな練習を課す佐々木監督もさすがに「ウオーミングアップだけにしようかと思ったんだけど」と気遣っていたが、本人との話し合いで“上方修正”した。午前中の紅白戦からメンバーに入った川澄は左足でシュートを放つなどアピール。「時差対策は初めてじゃないし、きのうもちゃんと眠れました。大丈夫ですよ」と笑った。

 チームに欠かせない存在ながら、背番号9のアピールはこれだけにとどまらない。アジア杯1次リーグは中1日で3試合が行われ、準決勝と決勝も合わせると12日間で5試合という過密日程。佐々木監督は初戦のオーストラリア戦の結果次第ではターンオーバーを視野に入れているが、全5試合の出場意欲を問われた川澄は「もちろん!」と即答した。「分かっていることだし、それに合わせるだけです。出たがりですから」と強調した。

 11年のロンドン五輪最終予選では11日間で全5試合にスタメン出場した実績もある。優勝してのW杯出場権獲得を目指すタフネス川澄が、ベトナムでも主役を務める。 

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2014年5月7日のニュース