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ガンバ6連勝でストップ…家長&レアンドロ まさかの“終戦”

[ 2013年6月23日 06:00 ]

<G大阪・岡山>レアンドロ(中央)はイエローカードをもらい次節出場停止で、ガンバサポーターに最後のあいさつとなる

 想定外のラストゲームだ。J2第20節は各地で11試合があり、G大阪はホームで岡山と1―1で引き分けた。すでに退団が発表され、次節の徳島戦(29日、万博)が最終戦となる予定だったFWレアンドロ(28)、家長昭博(27)は仲良くイエローカードを受け、次戦は出場停止。まさかのサヨナラゲームとなった。

【試合結果 順位表】

 1週間早い、まさかのラストマッチとなってしまった。期限付き移籍の契約が満了となり、今月末での退団が決まっているレアンドロと家長が、ドローに終わった岡山戦で、揃ってイエローカード。2人とも通算4枚目となり、最終戦予定だった29日の徳島戦(万博)の出場停止が決まった。

 倉田の同点ゴールをアシストしたレアンドロは「こういう形で1週前倒しで去ることになってしまい残念です。イエローではなかったと思うけど…」と落胆。J2神戸への移籍が確実視されているものの「首位に貢献できたのは嬉しい。今後も応援していきたい」とガンバ愛を公言してきた助っ人らしく前を向いた。

 一方の家長は取材スペースが解放される前に足早でバスへ移動。試合会場で報道陣に応じることはなかったものの、契約の残る今月いっぱいのチーム帯同を申し出たという。

 長谷川監督はまさかの展開に「2人で仲良く(イエローを)もらうことないだろと言いました」と苦笑い。レアンドロについては「5月末にガンバの交渉が難航しているのが分かって、モチベーションが落ちてもおかしくない中で頑張ってくれた」と称えた。

 レア様と抜群の連携を見せてきた倉田も「ホンマ、残念」と寂しげ。「家長君は憧れの存在やったし、レアンドロはお手本だった」と別れを惜しんだ。同点ゴールの際にはアシストした背番号9と抱擁。「良いパスをもらえて、決められて良かった。絶対にパスが来ると信じてました。もっと一緒にやりたかったけど、次戦を見に来てくれると思うし、勝って送り出したい」と決意を新たにした。2人を欠き、日本代表から復帰する遠藤と今野の起用の可能性も低い次節の徳島戦。連勝が6で止まったG大阪のチーム力が問われる大事な一戦になる。

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2013年6月23日のニュース