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ブラジルW杯キャンプ地、選考基準は“バスタブ完備”

[ 2013年6月23日 06:00 ]

 日本代表がW杯本大会のベースキャンプ地選定の絶対条件として“バスタブ完備の宿泊施設”を挙げていることが判明した。ブラジルでは浴槽のない施設が多く、シャワーのみが主流。高級ホテルも例外ではなく、コンフェデ杯中に日本が滞在したブラジリア、レシフェ、ベロオリゾンテのホテルのうち、バスタブ完備はベロオリゾンテだけだった。

 遠征には大量の入浴剤を持参したが、ブラジル入り後に使えたのは最後の3日間だけ。関係者は「風呂好きの選手も多いのでバスタブはマスト。湯船につかれば疲労回復、ストレス軽減にもつながる」と語った。

 10年南アフリカ大会では南部ジョージの屈指のゴルフリゾート「ファンコート」に宿泊。スパやジム、散歩に最適な3つのゴルフコースを併設した敷地面積6130平方メートルの豪華施設で快適な生活を送れたことも16強入りの一因になった。原技術委員長は「キャンプ地は重要。ブラジルは広く、地域によって気候の違いも大きいので(選定は)難しい」と説明。安全性、移動の利便性、練習場との距離などの重要ポイントに加え、水回りにも妥協しない方針だ。

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2013年6月23日のニュース